子育て中は3階建て7部屋の(以前の)自宅で、3人の子供たちと暮らしていた。
みんなが独立した後は、ラーメン店を経営していた母が、店を閉店したタイミングで越してきて、以降は母と二人暮らしの予定だった。
ところが。2021年に越してきた母は、すぐに腰を悪くした。
入院、手術、リハビリなどを経て、2022年には、サービス付き高齢者向け住宅に入居することになった。この時点で・・・・・私は、、3階建て・7部屋の自宅に、老後・・死ぬまで・・・ひ・と・り・・・・???
巨大な家に一人暮らしをすることになってしまった?!
え~、こんな広い家いらん、いらないよ~。そこで、家を手放し、設計士のモリミサエさんとふたり、小さな5坪の家の建築計画を立て始めた。
有名な9坪の家「スミレアオイハウス」が現存していて宿泊できるので、泊まりにいって研究したり。
「シンプルに、暮らせる。それだけの家でいいよ」
あれやこれやふたりで話して、意気投合、盛り上がっていた。
ところが、時期的にコロナの影響や、台風被害での職人さん不足など、なんやかんやで着工が伸び伸びになっていた。
さなかの、2023年11月モリさんが亡くなった。

猫の名前からつかっていた愛称「ユキマロハウス」は「ミサエハウス」にかえた。

施工は、モリさんの弟さん、モチヅキさんが引き継いでくれることになった。着工は、2023年12月、竣工が2024年1月。
建坪5坪ながら、 使い勝手は抜群。
食洗器・昇降棚つきキッチンは、IKEAで19,990円
手動(?)太陽光発電システムは、アマゾンで125,281円
もうひとつの太陽光発電システム・マイクロインバータ
雨どいから、直接100リットルを貯める貯水タンクは4,980円
2m×2mの、裏庭リビングも、IKEAで17,990円
ミニマルなのは大きさだけじゃなく、価格も。

