静岡はお茶どころ
「お茶ツアー」で有名な旅行代理店そふと研究室の「製茶の原点を学ぶ! お茶の手もみ体験塾 in 静岡」ツアーに参加しました。3日間に及ぶ、手揉み茶を自分で作る体験ができるツアーです。
手もみ茶保存会の会員でもある
森内茶農園さん
を会場に、参加メンバーは、9名。このうち、地元静岡からの参加は自分だけ、東京や遠くは山形、関西からの参加者も。日本茶インストラクターの方も多いようです。
1日目
午前中は、森内茶農園さんで座学
ご夫婦ともに茶師、受賞を競うライバルだそう。
針のようにピンと伸びた「手揉み茶」
氷をひとかけら乗せて
氷で出した煎茶
二煎
三煎どんどん、葉の形に戻っていく
茶の実オイルの食塩で、おいしい
午後はお茶摘みへ
9月でもお茶摘みはできます「秋葉」を摘みます
いざお茶畑へ
摘み方は、春と同じ
1芯2葉を摘みます
2日目
午前は蒸して、揉みはじめ
せいろに茶葉を並べて蒸し、
ござにあけて、急いで冷ます
蒸しては
冷ましを繰り返し
冷めた茶葉から、徐々に水分を抜く、最初は大きく振り落とし・・・・
水分が抜けるにしたがって、丸まるようにしつつ、水分を抜くけど、乾きすぎないようにするため、内部の水分を押し出しつつと、けっこうな複雑なことを、全部手作業で
振ってるようで、転がしてるようで、丸めてるようで、難しい
ある程度水分が抜けたら、仕上げもみの前に、助炭(じょたん・手揉みの台)を掃除して、こんにゃく糊をぬる
午後は、仕上げ揉みへ
仕上げ揉み後乾燥させて、終了~
この日は、静岡市内で懇親会があります。
さすがに、重労働して汗だくだく~のため、日帰り温泉「美肌湯」で汗をながし、
やっぱり、ここは、お茶割でしょ~~~おつかれさま~かんぱーい
3日目
この日、何をするかというと、昨日と同じ。葉を蒸して、揉んで、お茶をつくるのです
え?また?もう一度?
と思うでしょうけど、ほんの少しの条件の違いで出来上がりが違ってしまうという「手揉み茶」
これをたった一度だけでなく、二日連続で体験できるというのが、このツアーの最大の魅力だと思う、
3日目のお弁当は、お茶の葉レシピ by ここにいこ
三日間の水分補給に、ほんとうにいろんな種類のお茶をいただきました、これだけでも貴重な体験だったな~
2班に分かれて、二日分の手揉み茶は、すべて香りも味も違って、同じ畑で同じ日に摘んだ葉なのに不思議、おもしろい~
修了証書をいただきました。
2回の「手揉み茶」を体験して、貴重な体験がすべて面白く楽しかったけれど、一番印象的だったのは、少しの条件の違いで出来上がりがすごく違うこと。
その印象から、もっと回数を体験したいな~、来年もやらないかしら、参加したいな~と思ったツアーでした。
おうちで、自分で揉んだお茶でいっぷく
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