ホーム 29年試験Ⅰ問題9 29年試験Ⅰ問題9 間 1文章中の下親部A 「行動主義心理学に基づく言語習得観」に関する記述として最も適当なものを、次の 1-4の中から一つ選べ。 1 インプットを基にした仮説構築や修正により第二言語の体系が形成される。 2 刺激と反応を連想的に結びつけることによって言語行動が形成される。 3 他者に問題解決の足場を作ってもらうことで、潜在能力が引き出され習得が進む。 4 緊張の無い状態で、大量の理解できるインプットにさらされることで習得が進む。 問2 文章中の下娘部B「母語と目標言語との差異は学習の困難点となる」を主張したものとして最も適当なものを、次の 1-4の中から一つ選べ。 1 根本的相違仮説 2 分離基底言語能力モデル 3 創造的構築仮説 4 対照分析仮説 問3 文章中の下線部C 「誤り」の種類に関する記述として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 「言語聞の誤り(interlingual error) 」とは過剰般化で生じた誤りのことである。 2 「言語内の誤り(interlingual error) 」とは母語干渉による誤りのことである。 3 「全体的な誤り (global error) 」とは相手の理解に支障を来す誤りのことである。 4 「局部的な誤り(global error) 」とは教師の指導に起因する誤りのことである。 問4 文章中の下線部D 「誤用分析研究」の問題点として不適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 学習者の目標言語習得の全体像を捉えることは難しい。 2 一時的な言い間違いと系統的な誤用との区別は難しい。 3 学習者が意図的に使用を回避した形式はデータに現れない。 4 縦断的観察で行われるために、学習者のデータ数が限られる。 問5 文章中の下線部E 「自然習得順序仮説」の説明として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 有標の文法項目を学ぶと、無標のものも同時に習得が進む。 2 年齢にかかわらず、決まった順序で文法項目を習得する。 3 文法項目の明示的知識も暗示的知識も同じ順序で習得が進む。 4 教室環境ではおおむね教えられた順序で文法項目を習得する。 Time is Up!