ホーム 29年試験Ⅰ問題8 29年試験Ⅰ問題8 留学生を対象としたカウンセリングや異文化受容等に関する次の間い(問 1~ 5) に答えよ。 問 1カウンセリングにおける「ラポール」の説明として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 相談者との聞の信頼関係 2 アドバイザーによる調停 3 相談者との物理的な距離 3 相談者との物理的な距離 問2 カウンセリングにおいてカウンセラーが行う「傾聴」に関する記述として不適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 相談者に聴きたい内容を引き出せるように話を進める。 2 相談者の話をただ聞くのではなく、注意を払って丁寧に聴く。 3 相談者が相談者自身に対する理解を深められるように関わる。 4 相談者の納得のいく判断に到達するようサポートする。 間3 留学生における文化受容を考える際に、ペリー(J.W. Berry)が提唱した四つの「文化受容態度」が参考になる。その一つである「周辺化」に関する記述として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 自文化と留学先の文化に関心を持ち、それらを調和させる。 2 自文化を捨てて、留学先の文化や人々との関係を重視する。 3 自文化、留学先の文化のどちらからも距離を取る。 4 自文化を保持し、留学先の文化や人々との関係を軽視する。 問4 文化に対する考え方の一つである「文化相対主義」に関する記述として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 文化の多様性を許容せず、異文化理解の必要性を認めない。 2 自文化を基準として捉え他の文化を否定的に判断する。 3 それぞれの文化を独自の価値体系を持つ対等な存在として捉える。 4 人は属する文化によって行動や思考を規定されていると考える。 問5 ホール (E.Hall)が提唱した概念に「高コンテクスト文化」1"低コンテクスト文化」がある。「高コンテクスト文化」に関する記述として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 状況を読み取る「察し」が要求される。 2 人々の移動が多く、結びつきが弱い。 3 共通の価値観や前提の共有が少ない。 4 コミュニケーションが非効率的である。 Time is Up!