ホーム 29年試験Ⅰ問題5 29年試験Ⅰ問題5 語棄の習得と学習に関する次の間い(問 1~ 5)に答えよ。 問1「使用語葉」の説明として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 一般的に使用頻度が高く、日常生活に必要な語葉 2 ある個人が聴いたり読んだりする時に分かる語葉 3 ある個人がコミュニケーションで運用できる語葉 4 特定の資料の中で、統計的に使用頻度の高い語葉 問2 初級学習者にとって覚えやすい語に関する記述として不適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 「本屋」「花屋」のように、造語力がある語が含まれる語は覚えやすい。 2 「(電話を)かける」「(鍵を)かける」のように、用法が多い語は覚えやすい。 3 「去年」 「来年」のように、使用頻度や親近性が高い語は覚えやすい。 4 「食べる」 「聞く」のように、モーラ数が少なく特殊拍がない語は覚えやすい。 間3 絵カードなどの教材を作る際に、「ダイクシス(直示表現)」に気をつける必要がある語の組み合わせとして最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 「これ」「あれ」「それ」 2 「行く」「来る」「逃げる」 3 「あげる」「もらう 」「捨てる」 4 「朝」「昼」「夕方」 問4 語の意味の指導に関する記述として最も適当なものを、次の 1~4の中から一つ選べ。 1 和語は漢語より易しいため漢語の説明には和語をできるだけ用いる。 2 学習者の母語と日本語では、意味の範囲が違う場合があるため注意が必要である。 3 英語圏の学習者にとって、外来語は易しいため媒介語は使わない。 4 漢字圏の学習者にとって漢語は意味が同じであるため指導の必要はない。 問5 語棄の学習として、次のような練習を行った。手順②を行う意図として不適当なものを、下の 1-4の中から一つ選べ。<スリーヒントゲーム>手順① 既習語(名詞)が一つずつ書いてあるカードを用意し、一人の学習者に渡す。 [例]図書館手順② カードを見た学習者は、その語を当てるためのヒントを三つ考え、他の学習者に伝える。 [例のヒント]本がたくさんあります。勉強ができます。学生がたくさんいます。手順③ 答えが分かつた学習者は手を挙げて答える。 1 カードを見た学習者に、習った語を使って文を作らせる。 2 カードを見た学習者に、習った語を整理して覚えさせる。 3 ヒントを与えられた学習者に、習った語を思い出させる。 4 ヒントを与えられた学習者に、習った語を関連づけさせる。 Time is Up!