新初级会话L4-42A

初級第42課A

第36課Aで「~ように」(目的)を学習した。「~ために」との違いをつかんでおく。↼講師が

P2(「N1に合格するために、一生懸命勉強しています」←網掛け目隠し)(イラストの男性が何を勉強しているのか、鉢巻きはどんな意味があるのか、等自由に話す)
T:この男性はどうして日本語を一生懸命勉強していますか。
S:N1に合格するために、一生懸命勉強しています。
T:そうです。今日は、目的を表す「~ために」を勉強します。

【意味:目的  接続:V辞書形+ために、~】←記入(網掛けをはずす)

もう一度言ってください。
S:N1に合格するために、一生懸命勉強しています。
T:Sさんはどうして日本語を勉強していますか。
S:日本人のお客さんと上手に話すために/スキルアップのために、日本語を勉強しています。等

参考用質問がなければ触れる必要はありません。
「ために」の前にくる動詞は意志動詞。後半はその目的実現のための行為を表す。
合格するために、一生懸命勉強します。
   ↑意志を感じる動詞
×合格できるために、一生懸命勉強します。
   ↑意思を感じない動詞

▶P3
T:では、「~ために」の練習をしましょう。例文を読んでください。
(例文を読ませてから練習する。初売りの福袋の事など、写真を見ながら自由に話す)

▶P4(「日本に来た理由は何ですか」「いい炊飯器を買うために来ました」この部分を囲んで)
T:これを読んでください。
S:いい炊飯器を買うために来ました。
T:はい。日本の炊飯器は海外で人気みたいですね。では、写真を見ながら「~ために」を使って日本に来た理由を言いましょう。
(以下、写真を指しながら自由に練習する)(練習後「Sさんは日本へ来たことがありますか」「何のために来ましたか」Sに来日経験がなければ「何のために日本に来たいですか」を質問するのもよい)

▶P5
T:次は、「~のために、~」を練習します。この例文を読んでください。「ために」の前に何がありますか。
S:「の」があります。

T:そうです。「ために」の前が名詞の時は「Nのために」となります。

【Nの+ために~】←記入

(練習後、Sの事を尋ねて自由に会話する。
4)___、貯金しています。は話を引き出しやすい)

▶P6
T:いろいろな場面のイラストがありますね。例文を読んでください。では、このブランコを作ったおじいさんは何と言っていると思いますか。
S:孫のために、ブランコを作りました。
T:そうですね。こんなおじいさん、どう思いますか。
S:優しいおじいさんだと思います。
T:Sさんのおじいさんはどんな人ですか。
S:私のおじいさんも私のために、料理を作ってくれたり、一緒に遊んでくれたりしました。・・・・等
(以下、イラストを指しながら練習する。結婚式のイラストは「新郎新婦の幸せのために!」等)

新郎新婦・しんろうしんぷ → いま結婚しているふたり

練習

大学に入る・勉強する。
服を買う、貯金する。
旅行に行く、休む。
医者になる、勉強する。
日本人と話す、日本語を勉強する。
車を買う、貯金する。

以下の部分は講師自身が理解しておくための参考資料です。質問がない限り授業で学生に解説しないでください。
★補足★「~ように」と「~ために」の違い

形の違い:

「ために」の前は“意志を感じる”辞書形で、「ように」の前は“意志を感じない”辞書形とナイ形。

かぜを治すために、早く寝ます。【意志感じる、辞書形】
かぜが治るように、早く寝ます。【意志感じない、辞書形】

留学するために、お金を貯めています。【意志感じる、辞書形】
留学できるように、お金を貯めています。【意志感じない、辞書形】

牛乳が腐らないために、冷蔵庫に入れます。✕
牛乳が腐らないように、冷蔵庫に入れます。【腐る→意志感じない、ナイ形】

意味の違い:
どちらも目的を表すが「~ために」の方が「その目的を絶対に達成してやるぞ!」という強い決意を表現できる。「~ように」は「できればそうなって欲しい」という感じ。

・「~ように」の前は「見える」「できる」「わかる」など可能の意味を表す動詞が多い。
・「~ために」は初級42課Aで取り扱う。