新初级会话L3-25A

▶P2<文型導入「~たら/なかったら、~(仮定条件)」>
(「もし宝くじに当たったら、寄付をします」←網掛け部分を目隠し)
T:左の絵を見てください。女の人はどうしましたか。
S:宝くじに当たりましたから、驚いています…等
T:そうですね。いくらの宝くじに当たりましたか。
S:1億円です。
T:すごいですね!うらやましいです。Sさんは宝くじに当たったことがありますか。
S:いいえ、ありません…等
T:そうですか。私もありません。宝くじを買ったこともありません…等では、右の絵を見てください。この女の人は何をしていますか。
S:もらったお金を募金しています…等
T:はい、そうです。1億円を寄付しています。すばらしい人ですね。でも、これは本当の話じゃありません。女の人の夢の話です。「仮定」(←記入)の話です。1億円の宝くじに当たります。これから本当の話になりますか。どうでしょうか?誰もわかりません。女の人は何と言いますか。もし宝くじに…
S:もし宝くじに当たったら、寄付をします。
T:はい、いいですね。「もし宝くじに当たったら、寄付します。」(網掛けを取る)Sさんはどうですか。夢の話です。もし1億円の宝くじに当たったら…
S:両親にあげます…等
T:Sさんは優しい人ですね!「もし宝くじに当たったら、両親にあげます。」←記入
T:今日は「~たら/なかったら、~」を勉強します。夢の話です。今は現実じゃありません。でも、将来現実になります。その場合どうしますか。「仮定」で話す時に使います。

【意味:まだ現実になっていないことを「仮定」する】←記入

女の人は1億円の宝くじに当たります。今は夢の話です。将来本当になります。その時は、寄付をしたいと考えています。
T:「ら」の前は、動詞、形容詞、名詞の「普通形」で「過去形」です。

【接続:(もし)<(動詞・形容詞・名詞)普通形過去>ら、~】←記入

「当たります」の「普通形」で「過去形」は?
S:当たった
T:そうですね。では、形容詞と名詞も確認しましょう。「寒いです」はどうですか。
S:寒かった
T:はい、いいですね。「暇です」はどうですか。
S:暇だった
T:はい、そうです。では、「雨です」はどうですか。
S:雨だった
T:そうですね。(い形容詞、な形容詞、名詞の「普通形過去」を一通り確認する。スムーズに答えられない場合、複数キューを与えてしっかり復習をする)
T:そして、「否定形」の「過去形」を使うこともできます。例えば、「明日雨が降ったら、~」はもちろんOKですが、「明日雨が降らなかったら、~」もOKです。「明日雨が降ったら、~」(←記入)「明日雨が降らなかったら、~」(←記入)この後ろの文も考えましょうか。
S:明日雨が降ったら、家にいます。明日雨が降らなかったら、出かけます…等。
T:はい、とてもいいですね。「明日雨が降ったら、家にいます」(←記入)「明日雨が降らなかったら、出かけます」(←記入)
T:それから、「もし」はつけてもいいです。つけなくてもいいです。意味はほとんど同じです。でも、「もし」をつけると、少しだけ話す人の気持ちが違います。何だと思いますか。
S:「仮定」の意味がもっと強くなります。「たぶん現実になりません」の気持ちがもっと強くなります…等(Sから答えが出なければ、適宜説明する)
T:はい、その通りです。
T:では言ってください。もし宝くじに当たったら、寄付をします。
S:もし宝くじに当たったら、寄付をします。
T:明日雨が降らなかったら、でかけます。(Sが挙げた例文を出す)
S:明日雨が降らなかったら、でかけます。

▶P3<単純練習(文字)>
T:では、「~たら/なかったら、~」の練習をしましょう。例を読んでください。
S:お金があります。車を買いたいです。お金があったら、車を買いたいです。
T:はい。「あります」が、「あったら」に変わりますね。Sさんはお金がたくさんあったら、何をしたいですか。
S:世界旅行をしたいです…等。
T:それはいいですね!では、1)から始めましょう。(以下、同様に練習を続ける。)

▶P4<単純練習(文字・イラスト)、ロールプレイ>

(会話文の「電車に傘を忘れ」、「駅員さんに聞きます」を網掛けで目隠しする)
T:次は、会話の練習をします。(「電車に傘を忘れます」の絵を指して)左の男の人は、誰に何と言っていますか。
S:駅の係員に、電車の中に傘を忘れたと言っています…等
T:はい、そうですね。電車の中に傘を忘れました。この人は傘を探したいと思っていますね。では、(「電車に傘を忘れます」を指して)Aさんのところに、この言葉を使ってください。左の男の人はBさんです。どうしますか。絵を見て言ってください。
S:電車に傘を忘れたら、どうしますか。駅員さんに聞きます。でも、もしそれがビニール傘だったら、諦めます。
T:はい、いいですね。(網掛けを取る)「(もし)~たら、どうしますか」(←記入)「方法、解決策」を聞くときに使います。では、もしSさんだったら、どうしますか。
S:私も駅員さんに聞きます。
T:ビニール傘だったら諦めますか。
S:たぶん諦めると思います。
T:それはどうしてですか。
S:ビニール傘は本当に私のですか、違いますか、見つけてもよくわかりません。それに、安いですから…等

★補足★<「~たら」と「~と(第23課)」の違い>参考用質問がなければ触れる必要はありません。
「~と」の後件には、「意志、希望、勧誘、命令・依頼」等の表現は使えない。
例)
時間が(〇あったら/×あると)コンサートに行きます。<意志>
時間が(〇あったら/×あると)コンサートに行きたいです。<希望>
時間が(〇あったら/×あると)コンサートに行きませんか。<勧誘>
時間が(〇あったら/×あると)ちょっと手伝ってください。<命令・依頼>

T:そうですね。諦める人が多いですから、ビニール傘の落とし物は駅や色々な所にたくさんありますね。(中国の落とし物事情や、ビニール傘の値段などの話を少しするのも良い)では、次の問題をしましょう。Bさんの後半の言葉は、Sさんが自由に考えてください。(以下、同様に練習を続ける。)

▶P5<単純練習(イラスト)>
T:次は、「~たら/なかったら、~」の質問と答えの練習です。質問と答えを考えてください。(左上の絵を指して)この人はどうしましたか。
S:お腹が痛いです。
T:そうですね。では、この人は恋人と初めてのデート中です。お腹が痛くなりました。どうしますか。(その他、大事な会議中など、すぐにトイレに行きにくいような設定にした方が、多様な回答が出る可能性が高い。)「もし初めてのデート中に~たら、どうしますか。」←記入この形で質問を作ってください。
S:もし初めてのデート中にお腹が痛くなったら、どうしますか。
T:はい、いいですね。じゃあSさん、どうしますか。
S:恋人に仕事の電話をかけると嘘をついて、トイレへ行きます…等
T:なるほど。そうですか。初めてのデートですからね…。では、次の問題をしましょう。質問と回答を作ってください。(以下、同様に練習を続ける)

▶P6<文作成>
T:では、「~たら/なかったら、~」の前の文を作る練習をしましょう。例を読んでください。
S:~たら、風邪を引きます。汗をかいたまま着替えなかったら、風邪を引きます。(「~たまま」は未習文型なので注意する)
T:はい。そうですね。汗をかきます。でも、着替えません。体が冷えて風邪を引く人が多いですね。他に、何をしたら(しなかったら)、風邪を引きますか。
S:寒い日に服をたくさん着なかったら、風邪を引きます…等
T:はい、いいですね。では、1)から始めましょう。(以下、同様に練習を続ける。)

▶P7<主題性のあるアクティビティ、自由会話「子どもの名前」>
T:今日は最後に、将来Sさんに子供ができたら、名前をどうしますか、意見を聞きます。(夫と妻の吹き出し部分を指して)ここを読んでください。
S:男の子だったら「翔太」がいいな。女の子だったら「葵」はどう?
T:はい。この夫婦は、お腹の中の赤ちゃんが男の子か女の子か知っていますか。

S:いいえ、まだ知りません。
T:そうですね。ですから、「男の子だったら~」「女の子だったら~」と「仮定」で話をしていますね。では、Sさんは、男の子だったらどんな名前をつけますか。
S:〇〇がいいです。
T:その名前にはどんな意味がありますか。(以下、同様に女の子の名前についても命名理由とともに説明してもらう)

※時間に余裕があれば、日本と中国で最近人気がある子どもの名前についてや、名前にまつわる様々な問題(日本の場合、キラキラネーム等)について、自由に話すのも良い。
T:今日は「~たら/なかったら、~」を勉強しました。「仮定」を言いたいときに使います。「もし」と一緒によく使います。今日の授業はこれで終わります。