新初级会话L2-17B ~なければなりません

初級第17-課B

▶P2<文型導入(~なければなりません)>
(例文「靴を脱がなければなりません」←網掛け部分を目隠し)
T:絵を見てください。(女の人を指して)女の人は何を着ていますか。
S:着物です。
T:はい、そうですね。ここはどこですか。わかりますか。
S:レストラン?旅館?…等
T:私もよくわかりません!でも、女の人が着物を着ていますから、日本の部屋ですね。では、男の人と女の人の足を見てください。二人は同じですか。
S:いいえ。女の人は靴を履いていません。男の人は靴を履いています。
T:そうです。男の人は今から部屋に入ります。何をしますか。
S:靴を脱ぎます。
T:はい、そうです。日本の部屋に入ります。靴を脱ぎます。日本の習慣です。知っていますか。
S:はい、知っています。
T:中国ではどうですか。
S:靴を脱ぎません。(地域によって異なる?)
T:この男の人は日本人じゃありませんから、日本の習慣を知りません。靴を脱ぎません。家に入ります。女の人は何と言いますか。
S:靴を脱いでください。
T:それもいいですね。女の人が男の人に日本の習慣を言います。
~なければなりません
必要なこと・義務を述べるときに使う表現です。規則を言うときにも使います。(←記入
靴を脱がなければ…
S:…なりません。
T:そうです。靴を脱がなければなりません。「~なければなりません」今日はこれを勉強します。(目隠しを取る)
T:もう一つ例を出しましょう。Sさんはよく外国へ行きますか。
S:はい、行きます…等。
T:外国へ行きます。絶対に必要な物があります。何ですか。
S:パスポート?
T:はい、そうですね。例えば日本へ行きます。日本の空港でパスポートをどうしますか。
S:職員にパスポートを見せます。

T:そうです。Sさんが見せたくないです。それはダメですね。100%必要です、義務です。パスポートを見せ…
S:…なければなりません。
T:その通りです。パスポートを見せなければなりません。

※その他の場面:図書館での本の返却、大学で単位を取るためのレポート提出、出張報告書の作成…等、Sの生活に即した例を挙げるのも良い。
T:では、言ってください。靴を脱がなければなりません。
S:靴を脱がなければなりません。
T:パスポートを見せなければなりません。
S:パスポートを見せなければなりません。
T:動詞+「~なければなりません」は、「義務です」、「必要です」と言いたいです。その時使います。
【意味:(動詞)をする義務・必要があります】←記入

T:人の気持ちは関係ありません。私はしたくないです。ダメです。義務です、必要ですから、します。しなければなりません。

T:動詞のない形→「ない」の「い」を消す→「ければなりません」をプラス
【接続:動詞<ない形(~ない)>+ければなりません】←記入
★補足:「~ないといけません」くだけた会話でよく使われる表現だが、ここでは特に取り上げない。

「~なければなりません」の変換ドリル練習
動詞をます形で提示し、「~なければなりません」に変換してもらう。(単語レベル⇒短文レベル)
例)返します、飲みます、払います…⇒本を返します、薬を飲みます、お金を払います…
※必要に応じて、ない形の復習から行う

▶P3<単純練習(文字)>
※「~までに」の補足説明、「~なければなりません」の練習
<「~までに」の補足説明>
T:Sさんは図書館へよく行きますか。
S:はい、よく行きます…等。
T:例えば、今日、本を借ります。(日本は)2週間家で本を読みます。大丈夫です。2週間+1日、ダメです。
〇月〇日(2週間後の日付)まで本を…←記入
〇月〇日(2週間後の日付)までに本を…←記入
この後はどんな言葉がいいですか。
S:〇月〇日(2週間後の日付)まで本を借ります。

〇月〇日(2週間後の日付)までに本を返さなければなりません。
T:はい、すばらしいです!
〇月〇日(2週間後の日付)まで本を借ります。←記入
〇月〇日(2週間後の日付)までに本を返さなければなりません。←記入
T:「~まで」は、ずっとします。今日から〇月〇日(2週間後の日付)まで、ずっと本が私の家にあります。本をずっと借ります。「~までに」は、〇月〇日(2週間後の日付)に本を返します。OKです。〇月〇日(2週間後の日付より前)に本を返します。もちろんOKです。本を返します、は1回で終わります。今日から〇月〇日の間です。いつでもOKです。でも、〇月〇日より後です。それはダメです。(Sが「~までに」と「~まで」の違いを知らない場合にのみ説明する)

参考用この部分は講師自身が理解しておくための参考資料です。
「~まで」と「~までに」の違い
~まで:動作や状態がある時点まで継続する
~までに:ある時間内に動作が完了する

T:では、「~なければなりません」の練習をしましょう。例を読んでください。
S:毎朝8時30分までに学校に行きます。毎朝8時30分までに学校に行かなければなりません。
T:はい、そうです。Sさんは毎朝何時までに学校(会社、等)に行かなければなりませんか。
S:9時までに行かなければなりません…等。※疑問詞を使った質問(何時までに、何曜日までに、いつまでに…等)をし、それに答えてもらう練習も同時に行う。(以下、同じように練習を続ける)※5)早いので、会議があるので、…←「~ので」未習

▶P4<単純練習(イラスト、文字)>
(上のイラスト横の例文の「制服を着なければなりません」を目隠しする)
T:もう少し「~なければなりません」の練習をします。(上のイラストを指して)絵を見てください。この人たちは誰ですか。
S:学生です。
T:どうしてわかりますか。
S:制服を着ています。
T:そうですね。日本の学校(中高)の学生は、全部じゃありませんが、制服を着ます。ルールです。「~なければなりません」で言ってください。
S:日本の学校では、制服を着なければなりません。
T:はい、いいですね。(目隠しを取る)
(以下、同様に練習を続ける)※「体調が悪いので」「遅刻しそうなので」「熱が下がらないので」←「ので」未習

▶P5<単純練習(文字)>
T:例を読んでください。
S:約束があります。出かけます。約束があるので、出かけなければなりません。←「ので」未習
T:「~から、~なければなりません」←記入次も「~なければなりません」の練習です。今度は「~から」で、理由も言ってください。1番からどうぞ。
S:2週間もせきが止まりませんから、病院へ行かなければなりません。
T:はい、いいですね。(以下、同様に練習を続ける)

▶P6<練習(ロールプレイ)「日本の小学校」>
(会話文の下線部「先生にきちんとあいさつをしなければなりません」を目隠しする)

T:見てください。日本の小学校です。(真ん中の「日本の小学校」を囲む)(上のイラストを指す)先生と生徒は何をしていますか。
S:あいさつをしています。
T:そうですね。あいさつをします。学校のルールです。「~なければなりません」で言いましょう。
S:先生にあいさつをしなければなりません。
T:はい、そうです。(目隠しを取る)


※「きちんと」はおそらくSからは出てこないので、目隠しを取った後に意味を確認する。

きちんと 掃除、整理する
きちんと 時間を守る
きちんと 服を着る

「きちんと」は、いい状態を維持(守る)

では、練習しましょう。私がAです。SさんはBです。日本の小学校では、どんなことをしなければなりませんか。
S:先生にきちんと挨拶をしなければなりません。
T:そうなんですか。(以下、同様に練習を続ける。時間に余裕があれば、役割を交代してSにAの役割もしてもらう。)※難しいと思われる語彙:避難訓練、給食当番…等

▶P7<読解「日本村大学試験案内」>
※Q:~てもいいですか⇒A:(いいえ、)~なければなりません
T:(「日本村大学試験案内」を指して)見てください。日本村大学の試験案内です。+α追加質問例)中国の(Sさんの)小学校(中学校、高校)ではどうでしたか。何をしなければなりませんでしたか。日本の小学校のルールはどうですか。
案内をよく読んでください。(下の吹き出しを指して)学生からの質問が4つあります。Sさんは大学の職員です。「~なければなりません」で答えてください。では、始めましょう。(読む時間を与える)では、質問します。時間ギリギリに会場に入ってもいいですか。
S:いいえ、8時45分までに試験会場に入らなければなりません。(以下、同様に練習を続ける)※時間に余裕があれば、中国の大学入試試験事情について質問し、日本の制度と比較してフリートーキングするのも良い。

▶P8<主題性のあるアクティビティ「教えて!“マイルール”」>(「毎日会話の練習をしなければなりません」←網掛部分を目隠しする)
T:最後に、Sさんのルール、マイルールを話しましょう。「~なければなりません」を使います。1つ目です。Sさんは日本語の勉強のルールがありますか。
S:うーん、毎日5つ単語を覚えなければなりません…等。
T:それはいいルールですね!他にも、例えばこんなルールがあります。(目隠しを取る)毎日会話の練習をしなければなりません。Sさん、このルールをどう思いますか。
S:いいです。でも、会話の相手が必要ですから、難しいです。
T:確かにそうですね。(考える時間を与え、「家族・恋人・友達」と「仕事」についても同様に進める)
※実践しているルールではなく、理想のルール(どうしたら上手になるか、うまくいくか)でも良い。
T:今日は「~なければなりません」を勉強しました。

新しい断りの表現
文型「~なければなりません」

今晩、ビールを飲みに行きませんか。
 出張しなければなりませんから。